男性型脱毛症(AGA)

男性型脱毛症(AGA)とは

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」を意味する言葉です。 主として若~中年期から、頭のてっぺんや額の毛が薄くなってくる状態で、遺伝的な素因を背景に、男性ホルモンが毛に作用して進行する生理的現象です。年齢のわりに頭毛が少なくなるため、生活の質を低下させていると感じる方は、対策を取ることができます。

うす毛のメカニズム

男性ホルモンであるテストステロンは、5-α還元酵素によってDHT(デヒドロテストステロン)となります。このDHTは毛包にある受容体に結合することで、毛のヘアサイクルの中で成長期を短縮させてしまうため、毛が十分太く長く育たず、細い軟毛化した毛となります。DHTの受容体のある毛は、前頭部と頭頂部に分布し、後頭部や側頭部には分布しないため、加齢によっても後頭部や側頭部は脱毛しにくいのです。

男性型脱毛症(AGA)の治療法

診療にかかる費用は健康保険の対象外となりますが、最近、フィナステリドのジェネリックの内服剤の登場で以前より安くなりました。
有効性が分かっている対処法としてはフィナステリドまたはデュタステリドの内服が基本となります。フィナステリドは、DHTを作り出す5-α還元酵素をブロックする作用で効果を発揮します。一方、もう一つの有効な方法は、育毛剤(ミノキシジル)で、男性は5%、女性は1%の製剤を使用することで、毛包の成長を促します。女性はこれらの内服液をを飲めないので、唯一本育毛剤が有効策となります。男性は、フィナステリドもしくはデュタステリドの内服単独もしくはミノキシジル外用と併用することで相乗効果があり、進行の予防、増毛が期待できます。初診時は、視診やデルモスコピーにて毛の形態を観察し、他の病的な脱毛症を除外診断し、以後、定期的に専門的な見地から経過をみさせていただきます。

男性型脱毛症(AGA)治療の流れ

まずは通常の外来を受診ください。特に予約は不要です。診断と治療法につき御説明し、希望があれば早速処方します。内服薬は肝機能障害のある方では使用できませんので、健診等で肝障害があることが分かっている方では投薬できない場合がございます。御希望により再診時より3ヶ月分までの処方が可能です。基本的にはジェネリック医薬品のフィナステリド錠「ファイザー」を使用しますが、先発品のプロペシア錠を選択していただいても構いません。2015年11月下旬よりデュタステリドの処方が可能となります(本診療はクレジットカードのご利用が可能です。)。

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