尋常性白斑

尋常性白斑とは

尋常性白斑は、続にシロナマズといわれ、体のどこの部位にでも生じる白斑の状態です。一般に難治な疾患で、患者さんを悩ませてきました。

尋常性白斑になる原因

原因が確定したわけではありませんが、皮膚のメラニン色素をつくる細胞 (色素細胞)の機能が、免疫の異常などで低下してしまう結果、部分的に白い斑点となってしまうとされています。

尋常性白斑の治療法

外用ステロイド剤で免疫の異常を改善させることが基本となります。さらに、活性型ビタミンD3軟膏が有効といわれ積極的に使用しています。最近、とくに発症から間もない患者さんでは、UVB紫外線療法であるナローバンドUVB療法やエキシマ光線療法が有効であることがわかり、当院でも積極的に行っております。光線に加えて、種々の外用剤の併用によって、改善してくるケースがみられます。ただし、病歴の長い方では、色素細胞自体が炎症によって消えてしまっているため症状が固定し、治癒が困難な事例があります。そのような場合は手術療法を考慮したほうがよく、大学病院に紹介して治療を受けていただきます。

「当院で使用している光線療法機器はセラビームといい、一回あたり10~20秒程度の短時間で終了します。図は実際の治療イメージです。

セラビーム治療中のイメージ

尋常性白斑の治療における注意点

早期対応によって治療への反応がよい(色素が復活しやすい)ことをご理解いただき、白斑が生じたら早めに専門医にご相談ください。

症例写真

顔面の白斑に対して、エキシマ光線療法を数回行い、速やかに改善がみられた症例です。

尋常性白斑 症例写真

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